いつもの日常

頭の中をさらけだす記録

お互い様っていうこと

これは、ある授業で自分ともう一人でプレゼンを準備する過程でのお話です。

大学生というもの、いかんせん勉強をしない。すなわち、おのずと課題が溜まっていく。そんな中で、相方E君は忙しく、毎週金曜日までに宿題的な、ここまでやろうというものが提示されるのですが、E君は前日もしくは当日にやるような人(自分もそうだけど)で、最後の大詰めの方では、当日に間に合わないということもありました。というのも、E君はある特定の授業の単位を取得すると資格が認定されるprogramに参加しており、26単位を取ろうとしていました。

 

そのせいか、今考えてみれば仕事の負担は平等ではなく、E君側に偏っていたなあと思いつつも、「忙しい」と言っているE君にイライラしていました。いくら忙しいと言っても、課題をやる時間ぐらいあるだろ、スマホとか見なければいいだけじゃん。とか相手の状況もわからずに勝手に不信感を募らせていました。

 

自分は「忙しい」という言葉に敏感だと思います。「忙しい」と言っても、さらに忙しい人も全然いる。また、忙しくても、自由時間(それこそスマホとか)を減らせば余裕ができるわけでその点ではそこまで切り詰められていない→忙しくないというふうに考えていました。忙しいって言ったらなんか意識高い系の人だと思われそう。実際は忙しくないくせに何言ってんだ。等に自分でも思っていました。

 

それでも実際に「忙しい」状態はあるわけなのも事実。

 

そんなこんなで実際に最後の授業で発表が終わり、帰り際に自分が、「忙しいのにたくさん仕事任せちゃってごめんね。」と言うと、E君は、

 

 

「お互い様だから」

 

 

と言いました。この時急にハッとして、自分のバカらしさに気づきました。お互いに忙しいと思いながらもE君はE君なりに頑張っていたんだ。自分は何を勝手にE君の状態を仮定してイライラしていたんだろう。と、急に我に帰って反省しました。

 

人間は社会の中で生きる限り、何かしらお互いに事情を持って生活しています。その中で自分は自分と割り切って役割を果たせるといいですね。